どもどもケイです。台湾のレポートも3本目、2日目の昼過ぎから4日目までを駆け抜けたいと思う。
ホテルや三越のレストランについての前編はこちら。
ほぼ故宮博物院についての中編はこちら。
50嵐のタピオカ入りミルクティー
旅行2日目の昼過ぎ、故宮博物院の帰りに50嵐に寄った。
故宮博物院はMRT淡水線の士林駅からバスで行けるのだが、その士林駅には「50嵐」「茶湯會」などの有名ドリンク屋が軒を連ねている。
例によって微糖微氷にて、青茶(阿里山烏龍茶)のミルクティーを頼んだ。
この青茶ミルクティー、紅茶よりもスッキリしていて飲みやすい。50嵐のタピオカは少し大きめ。暑かったので冷たい飲み物を一気飲み!
Taipei EYEへ京劇観光へ
台北アイこと、臺北戲棚は京劇を見られる観光劇場だ。MRT淡水線民権西路駅から徒歩5分ほどで到着した。
観劇前には主演女優の公開メイク、幕間には劇場ロビーでのミニコンサート、京劇衣装のコスプレ写真(無料)など、出血大サービスな劇場だった。
劇場は割とガラガラだったので、当日券でも十分入れそう。チケットは550元。メイクは開場後に大きなアナウンスも無く始まるので注意が必要だ。ロビーに机を並べて、公開で役者数人がヘアメイクをしている。
開場時間は筆者が行った時は1時間前だったが、受付などで確認するといいと思う。
白蛇伝
京劇らしいしゃべり、お約束のアクロバットなどが入った楽しい劇だった。歌舞伎を何本か見てから初めての京劇。
見得を切ったり、1枚の絵画として場面を作ったり、お約束の荒事があったり・・・歌舞伎って京劇に近いのだなぁということをしみじみと感じた。
京劇を見るとつい言動を真似したくなってしまう。声が甲高くなり、手をキツネにして、滑るように歩きホテルまで帰ることになった(不審者。
操り人形
土曜日は同じく伝統芸能である人形劇とセット。チケットも880元と高くなる。全く興味がなかったのだが、これが素晴らしかった。人形劇を舐めていた。
老夫婦が祭りに出かける話だったが、生きているかのようにブランコに乗ったり、おんぶしたり、しなを作ったり・・・。
なんかとってもすんごいものが適当に上演されている中国あるあるだなぁと思った。時間が合えば一見の価値ありである。
雲南料理「人和園」
チケットを取ってから開演までの間は、劇場のはす向かいにある雲南料理「人和園」へ。
豆のスープや筍、エビしんじょなど、薄味なのに何から何まで美味しい。
この旅行1番ヒットだった。鼎泰豊レベルの値段で少し台湾にしてはお高めである。
肉まんに目が無い筆者、発酵の香りが鼻に抜ける理想の肉まんにも出会ってしまった。
3日目は迪化街と淡水へ!
今回は台湾にしては長めの旅なので、迪化街に加えて、前から行ってみたかった淡水にも赴くことにした。
貢茶のタピオカミルクティー
迪化街へ向かう前に、前日に目をつけておいたMRT板南線市政府駅近くの貢茶へ向かった。日本では長蛇の列の貢茶を味わって優越感を感じようという作戦である(小物。この貢茶は小さな露店だった。
淡水とは真反対なのであるが、とはいえコンパクトな台北なので便利である。
クリームを上に乗せた青茶タピオカティー。少し塩が入っているのか、甘じょっぱく美味しかった。この旅で4つめのタピオカである。
迪化街
MRT松山新店線の北門駅から北上して、迪化街へ向かった。北門駅から降りて、MRT中和新蘆線の大橋頭駅まで歩くのが、王道コースとなっている。
素材屋さんが多いと聞いて舐めていたのだが、おしゃれカフェやお菓子屋さん、お土産屋、趣のあるレストランなど様々な店舗が出ていて楽しめた。
クッキー屋「Monkey Mars 火星猴子」
個人的に1番気になったのは、クッキー専門店のモンキーマーズだ。なぜなら筆者はクッキー大好き芸人だからだ。
店頭の試食がバターたっぷりでさっくり美味しかった。てっきり空港やデパートなどにも入っているかなと思っていたのだが、店舗は迪化街だけのご様子。
荷物が多くなるから買い控えたのだが、思い切って購入すればよかったと悔やんでいる。
他にもかわいいグッズを販売している店や
ちょいレトロな喫茶店などたくさんのお店があった。
通り全体がどこかレトロで趣のある感じなので、テーマパークなどが好きだととても楽しい場所だと感じた。
淡水へ
そしてこの旅のメインでもある淡水へ!市街地からは30分ほど、地下鉄淡水線を終点まで乗っていく。夕方は電車が混雑していて座れなかった。
淡水は思いのほか都会だった。(50嵐のタピオカ屋もあった)綺麗に整備されており、観光客でごった返していた。
しかし、川べりの雰囲気は優しく、夕暮れはムード満点。
振り返ると、たくさんの人がいるのだけど・・・。
緑が深い南国の木々、ゆったりと流れる大きな河、少しガスのかかった夕暮れ、と異国情緒を満喫できるスポットだった。
カステラ屋「早味現烤蛋糕」
淡水で有名らしいカステラ屋の早味現烤蛋糕へ向かった。淡水にも何店舗かあり、ぶっちゃけ台北市内にもある。
小さなお店だったがひっきりなしにお客さんが買っていた。
カステラは巨大サイズ。近くのファミマのイートインコーナーでコーヒーを買っていただいた。
優しい卵のシフォンケーキのような感じだ。きめ細やかな生地がとても美味しい。それにしても大きい。
鼎泰豊
カステラで大層お腹いっぱいなのであるが、そのまま台北101近くの鼎泰豊へ。待ち時間が40分ほどだったのだが、ありがたい。ちなみに鼎泰豊は公式アプリがあり、ダウンロードすると自分の予約ナンバーまであとどれくらいなのかを知ることができる。
何個でも食べられる小籠包と、同行者の大好物の「四季豆」、
そして筆者の好物ゴマ麺など
最後の最後まで詰め込んだのだった。
最終日はSunny Hillsへ
最終日の翌日はあいにくのスコール。
なんと年1回の防空訓練「万安演習」が実施されるため、そもそもお昼過ぎから1時間は外に出てはいけない特別な日だった。一瞬、永康街に向かうも時間切れとなりホテルへ舞い戻って、訓練時間を過ごした。
松山空港へ向かう途中で、Sunny Hillsの店舗に寄って試食をしつつお土産を買い、帰路に着いたのだった。
台湾料理は美味しいし、身近で楽しい国なのを実感したのだった。
最後は駆け足になってしまったが、これにて旅行記を完結!