どもども選挙に行ってずぶ濡れになったケイです。
英国ロイヤルバレエによる不思議の国のアリスのライブビューイングが楽しみすぎて、毎日動画を見ているのでまとめてみた。
英国ロイヤル・オペラ・ハウス舞台映像、全12演目の公開日決定(動画あり) https://t.co/EFDTlI7W01 pic.twitter.com/tkaLY8jlQT
— 映画ナタリー (@eiga_natalie) October 12, 2017
不思議の国のアリスは都内だと、TOHOシネマズ日本橋で2017/12/1(金)~12/7(木)に公開予定だ。
詳細は公式サイトをご覧ください。
Alice’s Adventures in Wonderland is a ballet in three acts by Christopher Wheeldon with a scenario by Nicholas Wright. It was commissioned by The Royal Ballet, Covent Garden, and the National Ballet of Canada and had its world premiere on Monday, 28 February 2011. The music by Joby Talbot is the first full-length score (1 hour 40 minutes) for the Royal Ballet in 20 years.(ウィキペディアより)
2011年初演、20年ぶりの新楽曲による新制作バレエの再演です。
実際の感想編はこちら。
予習動画をどしどし紹介
筆者もハードリピートしている、アリスの動画をご紹介する。
ハートの女王の「ローズアダージオ」
バレエ「不思議の国のアリス」で一番有名なバリエーション。眠れる森の美女の有名なバリエーション「ローズアダージオ」のパロディになっている。振り付けはもちろんのこと、曲も・・・どっかで聞き覚えがあるような・・・。別名、伝統と格式のロイヤルバレエ団渾身のコント。
アラベスクが支えきれず宙を舞ったり、リフトが変な形になっちゃったり、観客の笑いが絶えない作品。
眠れる森の美女ローズアダージオ
パリオペラ座の動画だが、本家のローズアダージオはこちら。ぜひ比較して見てみていただきたい。
ジャックアリスのパ・ド・トゥ
パドトゥには相手役が必要だよね、ということで本作ではハートのジャックがアリスの相手役だ。足を振り子のように使う特徴のあるステップ。リフトも支えるのも非常に難しそうなのだが、軽々楽しそうにしているのがさすがロイヤル。
芋虫のダンス
エキゾチックな芋虫ダンス。未だかつてこんなスタイリッシュな芋虫があっただろうか? もはや、舞台上で芋虫をみんなでしている。下の方にインタビュー記事も掲載したので目を通していただけると理解が深まると思う。多国籍バレエ団であるロイヤルだからこそできる、神秘的な踊りだ。
リハーサル
アリスとルイス・キャロルによる冒頭のシーンの公開リハーサル映像。リハーサル監督は世界的なヒットの要因として、バレエ、マイム、コメディ、タップダンスまでが含まれており、コスチュームなども含めて全てが含まれていることと述べている。
中盤からは小道具について紹介しており、作中でアリスが上の乗ってぴょんぴょんするマカロンに司会が乗ってぴょんぴょんするシーンもある。
インタビュー
アリスの曲についてのインタビューをご紹介。一部なけなしの英語力で訳してみた。
曲構成とキャラクターについて
作曲家が各キャラクターや場面について理解して曲を構成する重要性について述べられていた。曲がキャラを表現するように、踊りでも同様にキャラクターを表現したとのこと。
最初の7分間の曲は作品の構成が決まってすぐ作られた。作曲家は時計仕掛けのどこか不思議なメロディーを、時計の音として入れ込んだと言っている。
また、アリスでは穴に落ちたり、あるいはデザイナーが描きたかったシーンがあったり、様々なシーンが組み合わさるため、各シーンの尺を計算して曲に落とし込んでいく計算も重要だったということが述べられている。
舞台デザイナーはファンタジーを表現するのに加えて、アリスが大きくなったり縮んだりするアイデアに苦慮したとのことだった。また、ファンタジー性を再現するにあたり、アリスが本の世界を冒険するメタ表現がキーになったとも述べている(舞台セットでは本のページや紙、アルファベットなどが多用されている)。
芋虫の踊りとワルツ、マッドハッターについて
振付家、作曲家、ソリストたちへのインタビュー。芋虫の踊りでは下半身はシェネやアラベスクなどバレエの動きだが、上半身はダンスだというコメントがされている。
マッドハッターはマッドタッパーとしてタップダンスをメインに構成しているとコメント。音楽性とリズムの中に彼の狂気を忍ばせているらしい。
白ウサギ、アリス、ハートの女王などの出演者による見所紹介
登場キャラの特徴が端的にまとめられている動画。毎5分ごとにシーンが変わって目が離せないし、マイムやパペットなど様々なキャラクターが現れたり消えたりしている、子供の頃から馴染んだストーリーは、アイテムがたくさん出てきて大人も子供も楽しめると紹介されている。
また、ハートの女王役のソリストが「ローズアダージオを踊る夢が叶ったわ笑」と言っていたのが印象的。
制作紹介
衣装紹介(オーストラリアバレエ団の同じプロダクション)
一人一人の体型に合わせて手作りなのだなぁとしみじみ。白ウサギの尻尾が可愛い。
セット紹介(オーストラリアバレエ団の同じプロダクション)
おとぎの国のアイテムのメイキング映像が紹介されている。トランプモチーフが可愛い。
Apple Musicで曲の予習
筆者がブロードウェイ関連で非常にお世話になっているApple Music。このロイヤルの曲もあるので、ぜひ毎日のオトモにどうぞ。
そんなこんなで12月が楽しみだ!
実際の感想編はこちら。
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