腰が逝った

現在1.5か月の赤子を育てている。育てているといえば聞こえはいいが、赤子は何ができるわけでもない。快不快、そしてアラームのオン・オフ以上である。

そのため、泣いたらお腹を満たし、泣いたらオムツを変え、泣いたら立って歩き、泣いたら寝かしつけ、それでも泣くので人間安楽椅子として日々をぼんやりと過ごしている。

いやほんと・・・出口が見えないのだけど、どうしたら泣き止むんだこれ・・・

しゃっくりを止めろ、お肌がかゆい、便秘が辛い、なんか寝づらい、つまらない、エネルギーが余っているのでただ泣きたい、などの要求をされているものと思われるが、いかんせん泣いてばかりである。

ちょっと待ってね、ができるのと、要求を言語化できるって物凄い能力なんだなと日々感じる。

今日は産後の体調、特に骨盤の歪みについて感想を残しておこうと思う。

交通事故にあったような感じ?

手に入る限りのお産レポートやコラムを読み進める中で、産後の骨盤についてがイマイチ分からなかった。

よく「交通事故にあったようなもの」と言われるが、幸いにも今まで周囲に交通事故に遭った人がいなかったのであまりピンと来なかった。

産後の骨盤はグラグラ

体験してみて、骨盤が四方八方に広げられて靭帯ゆるゆる、ちょっとした力であらぬ方向へ開く・動くので、関節などが捻挫しやすい状態、ということが分かった。

また、子供含めて7キロ近くが一気に取り去られるので、激増していた血液や妊娠関連のホルモンの量が大変化する。

その上、下腹部の重りが取り去られて、体のバランスも劇的に変化し、妊娠中に落ちに落ちた筋肉でリカバリーできないので、姿勢その他が崩れてしまう、というものだった。

交通事故というより手術後?

個人的には、交通事故というよりも手術後という方がしっくりくると思った。
骨盤を無理やり、あちこちこじ開けて、底から7キロ近い内臓を取り去って、特に何もせずそのまま自然治癒に任せているというか。

こんな人間が24時間体制で子供を育てるのおかしくない!?絶対、適任の人もっといるよね!?と、産後翌日に赤子を病室に運んで来られた時に思ったものである。

骨盤が広がる(物理)

産後びっくりしたのだが、尻が大きくなった(直球。

体重的には入るはずの産前のジーンズや、産後のご褒美に買った高っけぇタイトスカートが・・・お尻の下で止まる・・・

おら・・・この高っけぇタイトスカートをはいて赤子連れてオシャレマダム気取って散歩するのを目標に頑張って来たのだけども・・・入るのは産前にケチって買った安いヘロヘロのズボンだけとは納得できぬ(なぜタイトなスカートを買ってしまったのか。

骨盤が広がった上に、衰えたインナーマッスルに代わってギッシリついた外側の筋肉によって、ゴムウエスト以外を受け付けない下半身となったのだった。

毎日、スカート着たさにハンカチを噛み締めながら、骨盤ベルトをしめている。

つなぎ目が痛い

また、私の場合は、腰付近で背骨と骨盤をつなぐ仙腸関節、及び前面で骨盤同士をつなぐ恥骨結合・・・これらがこぞってギシギシになった。

骨盤が開くとは聞いていたが、想像していたのはエレベーターの扉が開くような左右にスッと動くようなものだった。全然違った
実際には、工事素人が排水管をいじったかのごとく、しっちゃかめっちゃかに引っ張られて開くのだ。前後左右に歪んでカックカクな訳である(泣ける。

腰よ、さようなら

そこに持つのである、赤子を。3キロほどあり、2か月後には5キロになろうという赤子を。ギクっと逝ってもおかしくない。

そう、過去に痛めた経歴のある腰の痛みが再発したのだ。
高校生の時に、とび箱の着地で膝をひねって靭帯を切ったという悲しい過去があるのだが、その時に腰もグキッと逝った。その激痛の再来である。

20年ぶりの痛み、青春の痛み、待たせたな!と意気揚々と現れた痛み、、、今じゃなくてよくない?
体調不良はいつだって、追い詰められた時にやってくるのである。

体のメンテナンスにコストがかかる

脈打つ痛みに寝るのも難しい状態に陥った。そのため、先々週から整体に駆け込んで、通っている。

高っけぇスカートよりも高い治療費に、本当に涙がチョチョぎれる。そして、絞り出した時間は、体のメンテナンスに費やさねばならぬ悔しさよ。

そして、体を治すためにと思っていてしていた筋トレとストレッチが逆効果だったとアドバイスを受けた(3か月までは運動禁止、骨盤周囲のストレッチも痛いなら推奨しないだそうです・・・。
ふんだりけったりだぜ!