ここのところ、ネットフリックスで水曜どうでしょうをかけ流している。
2か月の赤子と一緒に暮らしているが、この2週間で体重は500グラム増え、追視ができるようになって目が合うようになり、そして笑顔がたまに出るようになった。
生き物というより植物
とはいえ、リアクションがほぼ無い赤子の世話は、まぁ独り相撲である。
大音量で暴れる朝顔に話しかけながら、1日中水をやっているような気持ちになるのだ(大音量で暴れる朝顔とは。
1日1日の成長の手応えも少なく反応も無いので、低月齢は植物みがある。
水曜どうでしょうかけ流し
あまりにずーっと1人で喋っていて寂しいので(赤子にアテレコして1人2役をしているが限界がある)、ネットフリックスで水曜どうでしょうをかけ流している。
これは我が家のテレビのリモコンで接続できるのがネットフリックスのみである事による。片手で操作できないとストリーミングすらおぼつかない生活である。
やれやれと思いながら朝起きて、水曜どうでしょうをつけて、赤子のミルク、おむつ、泣くのをなだめる、大泉洋、ミルク、おむつ、泣くのをなだめる、大泉洋、自分のご飯と家事、そんな毎日。
多少見落としても大丈夫なゆる進行と、安定した笑いのクオリティがかけ流しに最適である。
日本語字幕ありがとう
なお、しばしば泣き声で音声がかき消されるため、常に日本語字幕をつけている。ビチビチと活きの良いカツオのように泣き喚く我が子を抱えながら、眩しく水曜どうでしょうを見ている。
今まで視聴した分の感想を簡単に残しておきたい。
各エピソード一言感想
見て面白かった順に並べました。
プーさんのシーンが見たくて見始めた。好きすぎる。
ヨーロッパ・リベンジ・プレミア版(1999)
ムンク。ロマンティック街道出てくる。
原付ベトナム縦断1800キロ(2002)
泣ける。
ユーコン160キロ〜地獄の6日間〜
1日ならユーコン川でカヌーしてみたい。
サイコロ1(1996)
完成された初回。
原付日本列島制覇(2011)
文久3年!金八先生!
対決列島〜甘いもの国盗り物語〜(2005)
やぁやぁ〜鈴井貴之がしばらく口癖になる。
21年目のヨーロッパ21カ国完全制覇(2020)
大人の関係になると、「〜先生」と呼び合う。
ジャングル・リベンジ(2004)
大変だな・・・。
サイコロ6(1999)
絶対に夜行バスには乗りたくない。
オーストラリア大陸縦断3700キロ プレミア版(1997)
若い。そして皆、初々しい。
激闘!西表島(2001)
出オチ感。
密室の人間関係
大人になってから見ると、大泉洋とミスター、2人のディレクター陣の関係性が透けて見えて面白い。
当時無名の学生だった大泉洋、オフィスキューの社長で企画のミスター、発起人の藤村Dと、子会社の嬉野Dというところから始まって、大泉洋が売れたり、ミスターの会社に所属したり、各メンバーが年齢を重ねたり、番組自体がヒットしたり・・・というところで、会話が大きく変化している。
4名の関係を追う経年ドキュメンタリーの側面があると思う。
ミスター!!
また、この年になるとミスターの渋さにグッとくる。大泉洋と藤村Dがネタに集中できるように、地図を見たり、原付を先導したり、カヌーを漕ぎ続けたり、時間進行を気にしたり、苦手な甘いものを全力で食したり・・・と、よく見ると大変なところを引き受けている。
日々、誰もいないところで奮闘していたせいか、影の立役者っぷりが大変心に残ったのだった。