NETFLIXドラマ「ブリジャートン シーズン2」

ブリジャートン家のシーズン2を観たので感想と、この前調べていた衣装について感想を残しておこうと思う。

▷シーズン1についての感想はこちら
▷ドレスについて調べた内容はこちら

ラブ米が豊作だぁ〜!!

シーズン1に引き続き、シーズン2についてもラブ米(らぶこめ)が豊作。若くして子爵を継いだアンソニーと、ミス・シャーマの恋愛模様を描いている。

ロマンティックラブコメの王道として、初回からカップルが歴然とわかっているのだが、いかにヤキモキさせるのか?!というのが楽しいよね。少女漫画、ほんと良いよね。

参考:ラブ米が豊作だぁー!©︎美川べるの

喧嘩ップルだぁ〜!!

前回シーズン1は、公爵と子爵令嬢の偽装恋愛ものでした。かつ、スパダリ系公爵はトラウマ持ちという少女漫画設定てんこ盛り。

今回のシーズン2は、喧嘩ップル(けんかっぷる)。尊き、良き、喧嘩っプルでした(合掌。

二人とも頑固なため、ジレジレ展開。そして、生命の危機が訪れることで、お互いの重要さを再認識する美味しい展開。アンソニーのね、あの涙にね、惚れてまうやろ〜〜〜!となるよね。

コテコテと新しいところ

一緒に泥のところで転んで笑いあったり、猟銃レクチャーで手が重なってドキドキしたり、夜の図書館で偶然行きあったりと、古き、良き、ラブコメ感はシーズン2も相変わらず。

しかし、ケイトの競馬の応援の仕方が思い切っていたり、エドウィーナを可愛いだけなく賢い自立した女性として描いていたり、フェザリントン夫人を単なる道化にしなかったり、各家の母の物語であったりと、女性をエンパワメントする内容がてんこ盛り。

現代のドラマだし、良い時代に生まれたなぁと思った。

すごい予算だぁ〜!!

前回もドレスが、お城が、フラワーアレンジが素敵だなぁ・・・と思っていたけど、予算が増えた!豪華さのメインディッシュに、豪華さのソースと、豪華さのトッピングを載せている!!とハッキリわかるようなセットと衣装でございましたな。

舞踏会に次ぐ舞踏会で、みなさま何着のドレスをお召しになるのかしら。そしてビジューの刺繍やレースなど、衣装の細部の手仕事がワンランクアップ。ウィッグの髪型も毎回違うし、目が足りない。

リージェンシー時代のエンパイアドレス

ブリジャートンは1800年台のリージェンシー時代に設定されているため、すらっとしたエンパイアシルエットのドレスを皆着用している。

王妃だけは、1つ前の時代のロココ調の正装、ローブ・ア・ラ・フランセーズを着用している。

シーズン1のアフターパーティーのインタビューでは、コルセットとヒールの組み合わせは何回も転ぶぐらい歩くのも大変という出演者のコメントもあったり、たいそう重そうではある。

色や生地は現代風

当時の流行のシルエットや衣装でありつつ、アレンジは現代風ということで、カラーリングや生地の模様が豪華絢爛。

特に、話の遊び部分を担うフェザリントン家で、可愛い衣装が爆発していて最の高だった。

また、途中の青のみで構成された王妃のアフロのカツラと、ローブ・ア・ラ・フランセーズめちゃめちゃ可愛かった。

ケイトの心情と衣装が連動しており、彼女の心の鎧がある時はパイピングのある堅い印象の袖、恋心に浮き立つ時はレースの軽やかな衣装、最終的にはその合間の衣装・・・と衣装でも心情が表現されていたのが伝わってきた。

ドレスについては長くなってしまったので、下記にまとめます。

NETFLIXドラマ「ブリジャートン」はエンパイアドレス!(ドレス・レポート)
▷シーズン1についての感想はこちら