映画「キャバレー」

どもどもケイです。2023年末までに今年見た作品の感想メモをアップロードしようセルフキャンペーンの感想として更新しています。
※投稿は2023年12月ですが、記事の日時は公開当時のもので投稿しています。

こんな作品、好きにならざるを得ない!!!と思う一方で、ライザ・ミネリ様が眩しすぎて、キャバレーに惚れるのかライザ・ミネリに惚れるのか分からないくらい。(彼女の人生の事前知識が先にあったので、観ていて余計切なかった。)

この家住んで!って言われてホイホイ巻き込まれちゃう冒頭のチャーミングさよ…。名映画を大画面でまったりと堪能できる体験も素晴らしかった。
普段行くところと明らかに客層が違ったのも面白く。午前10時の映画祭の歴戦の戦士が集っていたというか。
自分が知らない文化的な愉悦はまだまだ沢山あるんだなぁ。

画面や衣装・装置のこだわりも凄まじく、パフォーマンス以外の部分も含めてとても迫力があった。
映画は(も)門外漢だけど、すごく完成された1本なのは分かるというか。
ブルー・レイ欲しくなるぜ…

Tick,tick,…BOOM!が本作をすごくオマージュしているのも分かった。
(もしかしたらまだ知らぬ本流あるかもだが…)
構成やストーリー含めてもうそのままというか、この作品がアーティストの見果てぬ夢の完成形の1つなんだろうな。年末シカゴを観ていたので関連も楽しく。
ダンスは更にさりげなくなってて、そこも意外だった。
ダンスにテイストがあると思ってたけど、もっともっとコアな美学が込められていたというか。

ボブ・フォッシー作品、オール・ザット・ジャズも観ねば…