【Netflix】クィア・アイ in Japan

queereye

ついにNetflixに加入したぜい!
最近作品を観に行く時間が取れず自分のアイデンティティを見失いかけていたのだが、劇場に行けないなら有料放送を見ればいいということに気が付いた(遅い。
これなら隙間時間で見られるぞ!


ずっと見たかったクィア・アイin Japanを視聴!

▶︎ネットフリックス公式「クィア・アイ in Japan」サイトはこちら
噂には聞いていたが泣いた。もはやFab5が登場して今回のターゲットを抱き締めるところで、溢れる愛に泣いてしまった。
この5名、素敵すぎやしないか・・・?

Fab5が引き出す姿

喪女、ゲイ、いじめられっ子、セックスレス夫婦・・・ともしかしたら呼ばれるような(そして本人たちすら自分をそう思っているような)ターゲットたちがいかに魅力を持った存在かというのを、Fab5たちが引き出していく。

終の住処を提供する底抜けに明るい看護師、英語ペラペラの国際感覚で世を変えようとするマイノリティ、自分の成長を細胞分裂で表現するような繊細なアーティスト、お互いを思い自分の道を邁進するピュアな夫婦…

こうして書き方一つでも彼らがどういう人たちなのかがガラッと変わる。ファッションやインテリア、文化や料理で自信を喪失してしまったターゲットたちを導いていくFab5たちはオシャレアドバイザーというよりもカウンセラーや宗教家のようだった。

解決する関係性も、自分の愛し方だったり、セクシャルマイノリティだったり、母娘関係、夫婦・・・と構成が綿密に練られていたと感じた。
Fab5が日本で解決する悩みって何なのか・・・?考え抜かれた感じがしたのだ。

本当になりたい自分の姿

どういう自分になりたいのか?4話を通じて何度も出てきた言葉だ。どういう自分になればリラックスできるのか?それを阻んでいる原体験は何だったのか?

Fab5たちのアプローチが的確で涙することばかりだった。
毎回原体験に迫る人物がバランス良く違うので、少々演出の香り、というか台本ありきな感じはする。

それにしても綿密に取材しているのだろう。本人が直面している課題に沿った迫り方をするような、映像的にも映えるような場面を作り上げてコンパクトに50分に収めているのはさすが人気シリーズなんだなぁという気がした。

加えてFab5の人柄、このSPURの取材記事を見ると人が本音をさらけ出せてしまうような彼らの懐の深さが伝わってくる。

今回は日本がテーマだったので、星のや東京の和室、お坊さん、焼き鳥屋、柔道、華道、古民家など和を感じさせるようなアイテムも多く入れ込まれており、日本人としてこれが世界発信されるのであればとても喜ばしいことだと思った。

水原希子と渡辺直美

今回シリーズ見ていて思ったが水原希子ちゃんすんごーく可愛くて、自分を持っていて本当に素敵だ。あまり詳しく知らなかったのだが、一気にファンになってしまった。2人ともFab5と並んでいても違和感が無いのだ。

世界から見た時に評価されるのは、こういう人たちなのだなということを肌で感じたコンテンツだった。もちろんこれが全てではないだろうが、なんというか日本から出たこと無い自分には全然違う世界で興味深かった。
この世界を日本でも実現できたらいいなぁ。

途中で登場した僧侶でメイクアップアーティストでゲイの西村宏堂もとても印象的だった。

日本家屋を洋風にリフォーム

うーん?と思ったのがリフォーム部分。特に第1話の和風のくまちゃんハウスが、純洋風に改装されていたのは素材の良さを殺していないだろうか・・・?と思ってしまった。
これは筆者が劇的ビフォーアフターのファンで、過去熱心に見ていたこととも関係があるだろう。例えば日本の建築家と合同のリフォームとかがあったら良かったのでは?と思ったが、それじゃあ尺が入りきらないだろうしなぁ・・・。
賃貸や日本の狭い住宅事情など、なかなか難しかったのだろうと思った。

ジョナサン・ヴァンネス(Jonathan Van Ness)

筆者がいいなぁと1番思ったのは、いつも楽しそうなジョナサン。


Podcastsで番組「Getting Curious」を展開しているので、早速ダウンロードしてみた。
▶︎Podcastsのリンク
Podcastsは正直英語力的に分かるか微妙なラインなのだが、イギリスに備えて耳を慣らさねば・・・!

そうはいっても全体的にアメリカーンなノリ部分やら他にも色々あるが、長くなったので今日はこの辺で!