【ロンドン10】ロイヤル・バレエ「コッペリア」

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イギリス観劇記も9本中6本目!ロイヤル・バレエのコッペリアが、躍動感に溢れていてバレエ感が割と変わった話をお伝えしたい。

憧れの聖地巡礼!

イギリス旅の目的の1つがロイヤルバレエを観劇することだった。

自分でも趣味で大人バレエを習うようになって、Tohoシネマズでのロイヤル・オペラ・ハウス・シネマシーズンにボツボツ通うようになり、古典以外も見るようになり、プリンシパルの名前を全部言えるようになり、そしてこの度聖地巡礼として現地に赴くようになった(どうしてオタクは順調に成長してしまうのか。

圧巻のオペラ・パレス〜!!!

ロイヤル・オペラ・パレスは見た目は近代的な建物だったが、ホールに入った瞬間、た、高まる〜!!!
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ロイヤルなレッドをベースにしたホールが、ノーブルなアトモスフィアでフルオブしていた(感動のあまりルー化。

近代的な街の雰囲気から一転して、伝統的な豪華ホールになるのですごく楽しい。今回がバレエ初観劇の同行者も入った瞬間目を奪われていて、ホッとしたのだった。

コッペリア

ロイヤルバレエ団のクリスマス・シーズンの恒例はくるみ割り人形。久しぶりに別演目として持ってきたのが、コッペリアだ。
個人的にコッペリアは好きでないので(ネアカでパリピなスワニルダに1ミリも入り込めない)、せっかくクリスマスシーズンならくるみ観たかったなぁというのが、正直なところではあった。

とはいえ、コメディ仕立てのコッペリアなので、クスクス笑いながら楽しむことができた。

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幕間にはいつもライブビューイングで出てくる、カフェにも足を運んだ。

体感10分

元々が短めの作品だが、ロイヤルのダンサーが良すぎて、本当に一瞬で終わった。1時間半の作品が、体感10分も無いくらい。
主役ももちろんだけど、コールドやソリストたちの踊りもなんかもう、観ているだけで幸せになれる。
アームスの優雅さ、ジャンプやステップの軽いのに遠い飛距離や高さ、手先・足先の整い方、なんかよくわからん人体構造に思えるくらいの美しいアンデオール・・・見る所が多すぎて、わぁ〜!わぁ〜!わぁ〜!となっているうちに終わった

主役は高田茜さん!

ロイヤルのプリンシパルは、その人の作品を観ると毎回心酔してしまう魅力に溢れていると思うのだが、今回の日程で高田さんの回の時間があったので予約。

「これ以上努力のしようが無いほど努力している」という平野さんのインタビューは、最近自分で肝に銘じているところなのだけど。

日本人ダンサーの活躍はいつも励みになるとともに、基礎研究への投資と同様に、文化芸術への投資が20年以上かけて花開いているのを実感する。

あと、推しメンの崔由姫ちゃんも出ていたので、ホクホク。音楽性というか、リズムにめちゃめちゃ正確なのですごくクリアでキレのある踊りに見えるのだ。

バレエは獰猛な舞台なのだなぁ

今回、勢い余って最前列を取ったのだが(上手側は金管の音がブオブオで、オーケストラに近すぎると大変という学び)、数メートルのところで繰り広げられるバレエに対するイメージがガラッと変わった。

高田さんって儚げで優しいイメージがあったのだが、なんというか、躍動感に溢れていた。ジャンプの高いこと、ピルエットの速いこと、踊りが大きいこと、、、舞台の端から端まで踊り抜けている姿を見て、密やかな美しさと大胆さが同居する不思議な踊りなのだと思った。

新国立劇場やバレエ団の舞台をちょこっと見るだけで、あとは映画館バレエファンなのだが、やっぱり生の舞台も見なければと思った(結局観るものが増えていく。

リアム・スカーレット版の白鳥の湖が、今1番好きなバレエ作品なのでこの1月2日時点では、いつかリアム・スカーレット版白鳥の湖を観に来るぞ!!と心に決めたのだけど。。。
被害にあわれた方に1番に心を寄せるべきだとは思いつつ、続報あまり見かけず、どうなるのだろう。。。