どもどもケイです。地元では10年前に無くなった合気道道場が、いまだにタクシーの道案内の目印として使われている。口伝の伝承ってこうやって受け継がれて行くんだなぁ。
今回は初めて使ってあまりにも便利だった配車アプリUberについてお届けしたい。
Uber
行き先と料金を事前オーダーして車を呼べる便利アプリUber!ライドシェアサービスだ。
タクシードライバーの多くは、移民のお父さんたち。多くは地図が読めず観光地もあまり明るくないため、前回の旅行ではイエローキャブのドライバーへ行き先を説明するのに苦労していた。
安心快適のUber
Uberでは地図で場所を事前に設定できるので超快適!料金が事前に確定している。
筆者が感じた一番のメリットは運転の丁寧さだった。ドライバーへの口コミ評価があるため、イエローキャブに比べて運転が丁寧なのだ。もうイエローキャブの荒い運転とはおさらばだ!なお、荷物の積み下ろしなどのサービスや愛想も十分。
・南北方向の長め移動はUberよりも地下鉄が早い!絶対に早い!
・歩ける距離の場合は、結局歩くのが1番早い
・一方通行の向きにご用心!目的地の方向の道路で乗る。
・朝夕の通勤時間帯は混みすぎぃ!避ける。
マンハッタンは世界の都会で常に混雑している。その上、道路はほぼ一方通行で、町の構造上いたるところに交差点がある。ぜひ筆者の失敗を生かしていただきたい。
事前に日本でアプリを設定する
電話番号宛に確認コードが送られてきて打ち込む設定が必要なので、アプリインストールとクレジットカード番号の設定は日本で事前に実施した方が吉。
Wi-FiとGPSの手配が必要
Uberの前提として、Wi-FiとGPSが自由に使える必要がある。そのため、Wi-Fiルーターなどの通信手段の手配が必要だ。また意外に盲点なのがバッテリー。日本でGPS機能を普段切って利用している人は、1度GPS付けっ放しでもバッテリーが持つかどうかを確認して、スマホのバッテリーなどを用意しておいた方が安心である。
利用のコツは評価
Uberは運転手と乗客と相互評価のアプリケーション。頻繁にUberを利用しそうなら、自分自身の評価を上げた方が良さそうだ。
Uberの画面。迎えに来る車の現在位置がわかる。評価が上がるほど、表示される車が増え待ち時間を減らすことができる。
・チップを払う(2ドル程度)
・評価ポイントのアイコンをクリックする
・評価コメント入れる
降車後、上記作業をコツコツと積み上げることで、確実に待ち時間を減らせる。利用開始時には平均10分ほどだった待ち時間が、1週間後の最終日には3分ほどに減らすことができた。
自分自身の評価(=信用)が上がり運転手も高評価の人だと、途中で寄り道して1人下ろしてから目的地に向かってください、などの交渉もできた。
イエローキャブはなくなるか?
メータータクシーであるイエローキャブは黄色、Uberなどアプリタクシーは黒。2年前の訪問時と比べて、明らかに道路上の光景が異なり、黒いUber車がいたるところに走っていた。
ドライバーの中には2つ3つのアプリを使いこなしている人もいた。
とある夜、トランプタワー周辺が渋滞で封鎖されていて大渋滞、時間があったためとあるUber運転手の方に話を聞いてみた。イエローキャブ経歴がなく、Uberからドライバーに参戦したらしい。アプリ2つを使っているため、呼び出しが次々かかって中々忙しそうだった。マンハッタンは物価も家賃もとにかく高すぎるので、ブルックリン郊外から1時間半かけて通勤してタクシードライバーをしているとのことだった。
日本にUberは広まるか?
観光客に便利なUberだが、日本では規制が厳しいために限定的な利用になっている。
UberやLyftなど世界で急拡大中のライドシェア。なぜ日本では広まらないのか?その原因はこんな法律にあった。 – 弁護士岡本杏莉のシェアにまつわる法律相談所
法規制に加えて、ドライバーが走行エリアに詳しいのでアプリ不要なこと、自動開閉ドアや運転の丁寧さなどサービス水準が高いことも普及が進まない理由なのではと感じている。タクシーもガラパゴスなのか・・・。
▽次の記事はこちら!
コメントを残す