どもども大学生の時に購入した自転車をいまだに使っているケイです。1回目、2回目とニューヨークに来て思ったこと、街中に青い自転車がたくさんあるなぁ・・・。
3度目の正直!せっかくなので気になっていることは全て挑戦しよう企画!シティバイクに初めて乗ってみた。
▽全体のまとめはこちらからどうぞ。
Citi Bikeに乗る!
Citi Bankがスポンサーになっている、自転車レンタル、それがCiti Bikeだ。
マンハッタン中に自転車を貸し借りできる無人機械があり、12ドルで24時間乗り放題なのである。※ただし30分おきにステーションへ戻さなければならず、ステーション返却後3分は再度利用開始できない。
citi bike公式サイトはこちら
クレカで簡単にスタート!
街中のあちこちにあるステーションの脇にあるこのマシン。こちらにクレジットカードをスキャンし電話番号を登録すると、暗証番号が発行されてすぐに開始できる。
暗唱番号5ケタを自転車脇の番号ボタンのところに打ち込むと、ガチャンと鍵が外れて、自転車を利用できるようになる。
ちなみにこの暗証番号は今回限り。次の回では再度マシンで再発行が必要。
筆者はこのルールを知らず、この番号を入れてはガチャガチャと自転車をする、自転車ドロボウ下手かみたいな状態にしばらくなったので、利用する際はぜひ頭に入れておいてほしい。
制限時間は30分で、30分経過前に市内のどこかのステーションに戻す必要がある。また、返却後数分は利用できないので、乗り継いで他の場所を目指す場合は、目指すステーションに代替のバイクがあるかもチェックしよう。行った先で他の人がバイクを借りてしまうと、徒歩で戻る羽目になる(筆者です)。
各ステーションのバイク数は公式サイトかアプリで確認できる。
オートバイの気持ちで走る!
基本的に東西に走るストリートは路駐であふれているため、勢い道の真ん中を走ることになる。下記は走行時に撮影したもの。
歩道の走行は禁止されているのに加え、横断歩道も中側を走っているとここは歩道だぞ!と注意されて涙目。あの、でも怖くて無理なんですが…
自動車の運転が荒いので、車道で車と一緒に交差点へ突入するのは慣れと勇気が必要。最初は、せめて横断歩道のへりの車道側を走った方が良さそう。
日本だと軽車両といえど準歩行者的な扱いの自転車だが、基本的にオートバイみたいなイメージの走行になる…と感じた。
ママチャリの概念が、たぶん、無い。そう、イッツア車社会。
アヴェニューには自転車専用レーン
南北に走る大通りアヴェニューには、基本的に自転車専用レーンが設けられている。
これはマンハッタンを斜めに横切るブロードウェイを南から眺めた図。
通りによっては、え、マジでこんな軽装でそんな紛争みたいな中に行くの?!確かに地面には自転車マークあるけど、マーク描けばいいってものではないのでは?!というような箇所もある。
腕利きの傭兵の中に、小学生として混ざるようなそんな気分に…
今回長距離を走ったブロードウェイは道幅が狭く、走行している車の速度も遅いためオススメできると感じた。
交差点は地元の人について行く!
これはどの国の交通ルールでもそうだと思うが、迷ったら地元の人についていくのが安全。
大きな交差点はレーンが途中で消し炭みたいになっていたり、ワープしていたりするので、マイバイクで疾走している人についていくのがスムーズに走行するコツだと感じた。
筆者は基本ビビりなので、困ったら自転車を降りて押して歩いていた。
実際の走行の結果
今回はユニオンスクエアからブロードウェイのホテル付近まで、ブロードウェイを北上して走行した。
地下鉄の方が気持ち早い
今回の走行は約40分。グーグルマップだと15分の表示だが、実際は交差点が多く、人通りも多く一旦停止が多発するため時間を要した。
交差点のたびにわたわたしていたので(そして交差点は30秒おきにさしかかるんだぜ)、慣れればもう少し早く到着できそう。
辺境の地にバイクがいない問題
シティバイクをレンタルしてロウアーマンハッタンの方をウロウロしていたが、一度バイクを返してふと見たら1台も無くなっていた。周囲4つのステーションも合わせて50台のドックはあるのにバイクの姿は無く、500メートルほど歩くことに…
果たしてバイクはどこに行ったのか?!そして、アイアンビルのふもとにさしかかったその時…
あ、あったー!バイクあったー!!
そこにいたのは、イワシの大群のようなバイクたち。中心地から離れる時は、次のステーションに代わりのバイクがあるのかどうかをチェックした方が良いと感じた。
アトラクションとしての爽快感
街中を憧れのシティバイクでえっちらほっちら進む疾走する高揚感は、とても楽しい体験だった。
慣れない走行にへとへとになり、かたいシートに我がおしりもへとへとになったものの、アメリカの交通ルールに想いを馳せたり、レーンを整備すればシティライドも一大アトラクションとなることなどを実感できたので、非常に有意義な旅だった。
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