どもども、ケイです。職場で趣味をオープンにしているため、おすすめ作品を相談をいただく機会があったのでまとめてみた。
2019年3月現在、ブロードウェイミュージカルと正式に呼ばれるのは31本!
結論としては上記のようなものだが、今回は約半分の15本について動画を中心にご紹介する。
現地で人気の最新作
今見るならこの作品!新しい作品は書籍のガイドに掲載されない場合も多いので、要チェックだ。
Be More Chill
今年の2月にオンのオープニングを迎えたばかりの作品。ティーンを中心に超大人気の作品!
上記はオフブロードウェイ版の動画。主演はウィル・ローランド。筆者は2017年の別作品で彼の歌唱を聞いて、あまりの上手さにたまげたのだった。
公式サイトではサウンドトラックを全公開している。テクノポップな面白いサウンド。
▶︎公式サイト
The Prom
田舎の高校生女子2人のカップルの青春コメディ。アメリカの高校生最大のイベントであるダンスパーティー「プロム」。レズビアンカップルがプロムに参加しようと奮闘する中に、落ちぶれた俳優4人も加わって・・・。アラジンなどの有名スタッフの作品なので、社会問題を扱いながらも歌にダンスに楽しい作品に仕上がっている。
Harry Potter and the Cursed Child, Parts One and Two
ハリーポッターの19年後の世界を描いたストーリー。2016年イギリスの上演を開始してセンセーショナルを巻き起こし、2018年のトニー賞演劇作品賞など5部門を受賞した人気作品。ちなみにミュージカルではなく、演劇だ。
動画をぜひ見ていただきたいのだが、魔法を舞台上でどう表現するか!?作り込まれた演出が話題を呼んでいる。前後編に分かれているので注意。
和訳脚本が静山社から出版されており、予習がしやすい。
▶︎公式サイトはこちら
Dear Evan Hansen
筆者がめちゃめちゃオススメしたい作品の1つ。
SNS時代の孤独をテーマに、自分に自信を持てない高校生の主人公とその母親の周囲との関わりを描く。
2017年のトニー賞作品賞ほか6部門を受賞。グレイテスト・ショーマンやラ・ラ・ランドのパセック&ポールが作詞作曲しているため、エモーショナルな楽曲が話題だ。
以下の動画は有名曲「Waving Through a Window」。誰も自分に気づいてもらえない寂しさが伝わってくる。
セリフがメインで進行するので、予習をオススメする。
下の動画はサウンドトラックで最初にハマった曲「Dissapear」。グラミー賞も獲得しているサウンドトラックなので、ぜひ全曲聞いて頂きたい。
なお、今年の1月30日からは16歳のアンドリュー・バース・フィールドマンが主演のエヴァン役を演じている。リアル高校生の年齢である。フレッシュ!!
.@DearEvanHansen's 16-year-old star @andrewbfeldman — from the @JimmyAwards to Broadway → https://t.co/46hAcbWEV0 pic.twitter.com/JbONBfcRmM
— TheaterMania (@theatermania) March 3, 2019
観てきた感想はこちらからどうぞ。
間違いなし!ロングラン作品
いずれも年間を通じて座席が完売する人気作品ばかり。歌あり、踊りありのブロードウェイらしい作品楽しむことができる。
Aladdin
アラン・メンケンの珠玉の楽曲。演出も派手でたのしい。同じプロダクションを劇団四季でも上演している。
動画いっぱいの予習編はこちらをどうぞ。
Wicked
オズの魔法使いのアナザーストーリー。歌と踊りに加えて、ファンタジックな豪華装置が見どころだ。やはり、同じプロダクションを劇団四季でも上演している。
昨年15周年イベントが盛り上がっていたが、いまだに毎日完売の素晴らしい作品。
https://youtu.be/JmsILEmYs6E
15周年記念番組のアリアナ・グランデによる「The Wizard And I」。主人公エルファバの肌の色緑をリスペクトした衣装・メイクに感動。
Book of Mormon
大人気不謹慎ミュージカル。社会問題を描きつつ、ブラックジョーク満載で会場はずっと大爆笑。アナ雪のロバート・ロペスが作曲に参加しており、名曲ばかりが詰まっている。
愛を込めて作ったストーリーと曲の見どころはこちらをご覧下さい。
Come From Away
9.11.の実話を元にしたドキュメンタリー作品。15人のキャストが数十名の登場人物を演じ分ける。エンタメとシリアスを両立させるブロードウェイの真骨頂が味わえる。
話重視のストーリーなので、予習をオススメする。
観てきた感想はこちら。
日本でも知名度の高いこの作品
やっぱりおみやげ話が盛り上がると楽しいよね。国内でも知名度がある作品をご紹介する。
Kinky Boots
2019年4月7日にクローズ予定。2013年からのロングランに幕を閉じる。シンディ・ローパー作曲の軽快なポップミュージックが散りばめられ、派手な衣装と踊りが楽しめる。
https://youtu.be/LWixPimkRXE
小池徹平と三浦春馬主演で日本でも大人気ミュージカル。今年の4月5月に再演予定だ。三浦春馬のドラァグクイーン姿が話題を呼んでいる。
https://youtu.be/-8D6J-MaqZc
現地で観てきた思い出はこちらをご覧ください。
Frozen
2017年に始まったディズニーの最新作。プロジェクションマッピングを多用した演出が話題だ。
「生まれて初めて」
「Let It Go」
https://youtu.be/Qofj8MKO6mk
King Kong
コングの装置がものすごい迫力らしい。装置スタッフが大人数でワイヤーを引っ張って動かすパペットアクションが見どころだ。
My Fair Lady
オードリー・ヘップバーンの映画版が有名な作品。現在上演されている2018年ブロードウェイ版は、MeToo時代らしいイライザが主体的な描かれ方をしている。
Pretty Woman
レミゼのエポニーヌ役で有名なサマンサ・バークスがヒロインのヴィヴィアン役。ヒーロー役は人気ミュージカル俳優アンディ・カールが務める。昨年オープンしたばかりでまだ初演キャストなので、ぜひ機会があったら観たい作品だ。
Chicago
米倉涼子が出演した作品。今年の7月にも再登板予定。毎回このミュージカルの名前が出るのだが、筆者のオススメは別にあるのでいつも回答に悩む。ボブ・フォッシー振付のダンスが見どころの作品だ。
番外編Hamilton
2016年のセンセーショナルな上演開始以降、平均チケット代が6万円前後の超大人気ミュージカル。セレブのたしなみ的な作品。
興行成績は公開されている
現在興行中の全作品の一覧がこちらで分かる。
チケ代が高く、客入りが100%を超える作品は人気作品だ。
興行成績の見方はこちらをご覧ください。
▽最新の興行収入と新作についてはこちらをご覧ください。
他にも、The Lion King、Phantom of The Opera、Mean Girls、Anastasia(3月でクローズ)、Kiss Me, Kateなどなど次点の作品たちを並べると、ほとんど!になってしまう魅力いっぱいのブロードウェイ。
今年もどこかで行けるといいなぁと思う筆者なのだった。
何か1本観るならアラジン!
最新人気作ならビー・モア・チル!
個人的にはディア・エヴァン・ハンセン激推し!
ハリー・ポッターもあるよ!