どもどもウィーンから帰って来て以来はちみつにはまっているケイです。秋の気温と台風の気圧低下で眠気が止まらない。プラハの中でも一番の思い出になったエステート劇場でのオペラ観劇について!
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エステート劇場
プラハの主要歌劇場の一つ、エステート劇場だ。チェコ語だとスタヴォフスケー劇場だが、呼びにくいせいか英語のエステート劇場の呼び名が流通している。1783年建設で当時の様子をそのまま残している由緒ある劇場だ。
https://www.youtube.com/watch?v=ifFb6EIZJbw
映画「アマデウス」のオペラシーンのロケ地としても有名。上記動画だと15秒あたりからエステート劇場のシーン。フィガロの結婚の混乱の大円団シーンだ。
モーツァルトにゆかりのある劇場
1787年10月に「ドン・ジョバンニ」をモーツァルト自身の指揮で初演している。他にも1791年「皇帝ティートの慈悲」もこのエステート劇場が初演となっている。現在でもモーツァルト作品を上演している。
もう、なんだったらオペラのポスターがモーツァルトだからね。作曲者の似顔絵が前面にでるポスターって斬新だよね。主役のドン・ジョバンニ氏はどこ行ったんや。
歴史ある劇場内部は圧巻
入った瞬間は圧巻だった。天井桟敷の4階から入ったのだが、シャンデリアがきらめいて木の優しい雰囲気が辺りを包む。だ円型で高さがあって大きな船のようだと思った。大きさとしては国際フォーラムのホールほどの程よい感じだ。
青色貴重の美しい劇場
休憩時間に明るくなってから周囲を見渡すと青基調の椅子や座席が目に入った。え、美しすぎない?
1番好きな色!!ここに!!住みたい!!!と目を潤ませながら思った(住めません。
▽ボックス席の人のレポート
「アマデウス」の舞台であるエステート劇場に行った話
幸せすぎて死にそうに
到着日だったので開演に間に合わず、筆者は途中から入場だった。天井桟敷のフロアまで階段を登る時点で、緊張と期待で胸がはりさけそうだった。会場から歌声とストリングスの美しい音色がうっすらと漏れてくる。早く早くーー!勇み足でフロアを上がる。
入って美しい歌声が押し寄せてくる。真っ暗な中で目が慣れて来て、そろそろと手すりの空いているところにたどり着く。暗いのだが、劇場の空気と光のきらめきで、全体がキラキラと輝いて見えた。・・・な、泣ける・・・。
モーツァルトも指揮した劇場でオペラを聞いているんだと思うと、背筋が粟立つくらいときめいた。思い残すことがないと思うくらい胸がいっぱいになった。
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