どもども。毎日寒いですね、ケイです。
ウィーン編に入ったものの、この旅行記いつ終わるのと一抹の不安がよぎる…どんどん書いてこー!
今回は、世界で最も美しい図書館へのランクイン常連、プルンクザールについての感想をお伝えします。感想というか、途中から萌え倒した魂の記事です。
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プルンクザール(国立図書館)
プランクザールは豪華な大ホールの意味で、正式名称はウィーン国立図書館だ。ホーフブルグ王宮の建物の一角にある。マリアテレジアのパパであるカール6世により1720年代に建設され、世界大戦を経て、1920年より国立図書館として公開されている。
貴重なコレクションはwikiによると1200万点以上。
本に触ることはできないので、観光は中の様子の閲覧がメインとなる。
最寄り:Karlsplatz駅
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Museums opening hours
開館は10時〜6時(木曜日は夜9時まで)
10月〜5月は月曜日がお休みのようなので要チェックだ。
下記オフィシャルサイトの動画の冒頭に中の様子が出てくるので、美しさが伝わるかと思う。
https://youtu.be/3nfGPrW0fk8
図書館&本屋好きとしては、どーしてもどーしても行きたいと思っていた。
好きが爆発したので、その様子を記したい。
優美な階段を登って、いよいよ中へ〜。
見どころダイジェスト
ダニエル・グランによる天井中央のフレスコ画
中央はヘラクレスとアポロを従えた皇帝チャールズ6世が描かれている。周りの人々がハプスブルク家の美徳と栄華を象徴しているとのことだった。
地図を作っていたり、
大砲を設置していたり、周囲の方々は思い思いの作業で繁栄を表現しているのだ。
チャールズ6世の皇帝の像
彫刻家のピーター・シュトルーデルとポール・シュトルーデルによる作品。行った当時はそんな有名な像だと思わなかったんで、ちょっとお背中の写真。
地球儀作家ヴィンチェンツォ・コロネリによる地球儀
アンティークな雰囲気を醸し出す調度品。コロネリは宮廷お抱えの地球儀作家だったそうな。地球儀作家っていう言葉にヨダレが垂れそう。
壁一面の本!本!本!
図書館といえば!美女と野獣のワンシーンを思い浮かべるファンタジー好きも多いのでは無いだろうか。
上の写真は冒頭の動画のスクショなのだけど、豪華絢爛な大広間に、天井まで連なる本の山の様子が伝わるだろうか。
見上げてくるり〜と回って、あ〜なんて〜ふしぎ〜って歌い出したくなるのを抑えるのに必死だった。ちなみに、館内は静かで厳粛な雰囲気だ。
バロック建築の代表作品
天井画から書架、椅子まで建物と家具を統一して装飾したバロック建築の特徴を余すところなく味わえた。
入館から10分ほどで興奮がピークを迎えて針が振り切れてしまった筆者。ふらふらと館内の椅子に座って、30分ほどぽ〜としていたのだった。
息をすーはーすーはーとしているだけで肺に幸せが満ちた。まさに合法ドラッグ。美しい図書館をキメるのはくせになりますな。
▽前回の美しい図書館はニューヨーク州立図書館でした。
書棚の中にも小部屋が!
途中、書棚がパカっとなっているところがあった。中は・・・ミニ本棚があるぅ〜!!なにこのちまっとした可愛いお部屋は!
息を荒げながら、写真を撮る筆者。設計のヨハン・ベルンハルト・フィッシャー・フォン・エルラッハ父と、建築のヨーゼフ・エマヌエル・フィッシャー・フォン・エルラッハ息子最高かよー!名前長くても覚えるー!!
上の写真は扉を閉じたところ。もーこの小さなお部屋に住みたいよー!
▽前回のこの小部屋に住みたいはオペラ座のボックス席でした。
2階に上がる螺旋階段
あちこちに設置してある螺旋階段。覗き込んで、明度を調整してなんとか詳細に残そうとする筆者。
この下からぐるぐるを回っていくと上の書棚にたどり着く。この螺旋階段オフィスにあったら仕事捗るぅ〜(家には入らないので、オフィスに置いた妄想をする人。
ともかく幸福すぎる空間だった。記事を書いていて下の豪華図版が欲しかったことを思い出した。
美しい知の遺産 世界の図書館
世界の美しい図書館はまだまだあるので、これからもぜひ足を運んでみたいと思う。
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